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2015年2月の記事

瀬戸内海の島々② ~大津島 回天隊(特攻兵器回天)編~

※今回と次回は真面目な内容が多く、長文です。

盛港を出て、松山へ。
松山からは防予フェリーで、山口県柳井市に向かいます。
ここで、カメラの替えの電池を忘れてきたことに気づいて、松山の家電量販店を回りましたが、NEX-5Nの予備バッテリーや充電器は無く・・・
NEX-5NはUSBケーブルとカメラ経由で充電できるタイプでないことが、こういうときに辛い。
この時点で残り55%くらい。
厳しいなぁと思いつつ、時間も無いので三津浜港より乗船。

2時間半ほどの航海。
柳井港に到着して、徳山を目指します。
予約したビジネスホテルが徳山にあるからです。
到着が21時くらいだったかな。
居酒屋しか開いておらず、晩ご飯に苦労しました。

翌日、朝ご飯のバイキングをたらふく食べ、徳山港へ。S_20150222_095811
9時半発の大津島行きです。
次の馬島で下船。
20分弱かな。
団体客も一緒です。
(ご老人の団体が大分から来たらしい)
相変わらず野郎一人は僕だけ。

この日はあいにくの雨
しかも結構な勢いで降っている。
風も強い。
おかげで船がめっちゃ揺れます。
こりゃ船酔いする人はダメでしょうね。
僕も長時間だとつらいかも。

大津島の目的は、「回天」という太平洋戦争時代の特攻兵器と、その記念館の見学。
島を一周。
それから、馬島港にいるという猫達とのふれあいです。
が、雨のため、猫はほぼあきらめました。
それから、島一周のために予約していたレンタサイクルもあきらめました。
小雨なら乗ったけど、傘が反転するほど風も強いし・・・

下船後、早速大津島ふれあいセンターへ。
レンタサイクルのキャンセルを話に行くためです。
受付の方と話を少々。
ここは300円で自転車が借りられます。
冬季は事前予約制。

ということで、回天記念館や発射訓練基地跡、見張所跡をめぐることに。
それでも雨風が強く、結構厳しい道のり。
特に見張所跡は山の中にあり、整備があまりされていない遊歩道を山登り。
泥だらけになり、こけそうになりつつです。

まずは回天記念館。S_dsc03471
正直、事前には調べもせずに行っていたのが申し訳ない感じでした。

記念館という名前ですが、慰霊の意味合いが非常に強い。
兵器の説明や歴史の展示がメインではありません。
あくまでも、「回天」という特攻兵器で殉職した方々がメインです。
(個人的には正しい姿だと思いますが)
入口のプレートは、回天で殉職した方々が刻まれています。
なんだか雰囲気が普通の資料館とかとは違いますね。

元々は、回天隊の宿舎だったところです。


外には、回天の模型。S_20150222_110659

そもそも、「回天」とはなんぞや?というところですが、

回天・・・太平洋戦争末期、”天を回らし、選挙区を逆転させる”という願いを込めて、人間魚雷「回天」は誕生した。
これは、魚雷に大量の爆薬を問祭祀、隊員自らが操縦して敵艦に体当たりするという特攻兵器で、
隊員の訓練基地が置かれたここ大津島には、全国から20歳前後の精鋭が集まり、毎日厳しい訓練を繰り返していた。
そして、窮地に立つ祖国を守るため、多くの若者がここから出撃していったのである。
(回天記念館のパンフレットより)

詳細はwikiが非常に詳しいです。

入館。
受付の方以外には僕だけ。
非常に静かです。

必見は、視聴覚コーナーのビデオ。
元回天隊のインタビューが非常に心に残ります。

特に、「釣りをするときに、海に手を入れるんですよ。そしたら仲間が語りかけてくれるような、そんな気がするんですよ」というセリフ。
あと、回天に搭乗するときの見送り。
「最初はね、知らない人に見送られるんですよ。
でもね、桟橋に近づくにつれて、段々お世話になった人、先輩、上官に見送られるようになってね、そうすると人間涙もろくなるもんなんです」
とか。

回天は、潜水艦に3基か4基搭載され、敵地へ向かいます。
その潜水艦に乗るときに、見送りがある。
「もう二度と本土の土は踏めないと、そう思うわけですね」
というのは事実なのでしょうね。
回天には、隊員と整備員の2名の乗船が基本。
ハッチは一度閉めると開かないというのはまやかしで、実際には内側から開く。
そうやって脱出した隊員もいたそう。
出撃記録を見ると、2,3回と出撃している隊員もいたから、事実であろうと思います。
(単純に、回天での出撃機会に遭遇せず、帰港した人もいたかもしれませんが)
水圧差があるから、開かないこともあると思いますが、水が入ってきて差が無くなれば開けられるはずです。
外からは工具で開けられたそう。

実際戦果はそれほどでもなかった(わかっているものとして)
撃沈したのが4隻、大破1隻、小波4隻。
そもそも魚雷を改造しているので、直進性はあるものの、機動力にかけるというところがあっただろうというのが一つ。
それから、wikiにもあるように、体当たりしてから爆発するまでに時間を要したこと。
船から離れている状態では、最大限の威力を発揮できない。

これを持って、欠陥品だとか、非人道的だとか言うつもりはありませんが、「想い」と「現実」との差が辛いところですね。
隊員の多くは、日本がやられる、占領されて大切な人がひどいめに遭うかもしれない。
故郷を守りたいという気持ちでいたのです。
この特攻兵器が敵の巨大母艦を一撃で沈められると。
そうすれば、日本を守れると思っていた。
実際記念館の遺品には、家族に向けたメッセージとして、「自らが死ぬことを誇りに思ってください」という内容が多いのです。
それだけ、自らあげられるであろうと思っていた戦果に自信を持っていたのでしょうね。
「自分の力で」というところが大きいと思います。

中でも妻への遺書が・・・
佐藤章大尉(少尉より特進)は数少ない妻帯者の殉職者で、妻へのメッセージが記念館に展示されていました。

昭和19年10月、すでに死を決意した。
思い残すことはない。
遺品を整理して、最愛の妻に送る。
まりゑよ、強く生きろ。
今後の一生は、君の意志のままだ。
他に嫁ぐもよし、独身で暮らすもよし。
ただ、君は私の永久の妻だ。
二世を契りし妻だ
(二世を契るとは、来世まで約束した約束のこと)
この世にて、他の妻になろうとも、私の妻であることに変わりはない。
極楽にて待っている。
子ができなかったのが残念だ。
佐藤の子が無いのが残念だ。
一子貰い受け、私の遺志を継がせるもよし。
他に嫁ぎ、一子をあげて私の遺志を継がせるもよし。
ただ、他の男のもてあそびものとなるな。
もし遺品が邪魔になれば、山形に送れ。
それまでは遺品を守り、生きろ。


というもの。
その後、奥さまはどうなされたのでしょうね。
僕はそちらが気になります。

と、長くなったので、見張所の写真で〆ます。S_20150222_121949

雨で全然うまく撮れていませんね。
もちろん、ざんざん降りの中、こんなところに上がるのは僕だけ。
泥だらけで危険です。
天候が悪い時は行かないほうがいい。
転んで意識失ったら、生命の危機です。







見張所に向かう山道で見える景色。S_20150222_121009
フェリーが見えますね。
馬島港です。

その手前の焦げ茶の建物がふれあいセンター。
その左側に見える大き目の白い建物が小学校。
小学校は元訓練基地の跡地に建てられているそう。
今回は行けませんでしたが、敷地内にいくつか廃墟があるみたいです。



回天は色々と思うところがありますが、長くなりそうなのでやめておきます。
ただ、
・特攻はテロとは違う。市民は決して巻き込まない。
・戦時中でも、天皇陛下のために死ぬのではなく、大切な人を守るために命を賭けた。
・死にたくて死んでいる特攻隊員なんて、誰一人としていない。
ということは間違いないだろうと思います。
そして、「平和だ」「戦争はよくない」と、それだけで思考停止している人には見てもらいたいなって思いました。



次→Ⅵ.瀬戸内海の島々② ~大津島 旧回天発射基地編~



目次→Ⅰ.瀬戸内海の島々② ~計画&愛媛上陸~(目次)

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瀬戸内海の島々② ~大久野島 旧毒ガス製造所編~

かつて大久野島には旧日本軍の毒ガス製造所がありました。
大久野島は「うさぎ島」として観光地化されていますが、一方では毒ガス製造の島として立ち入り禁止になっていた期間がある「毒ガス島」でもあったのです。
うさぎが大量に繁殖したのは、天敵がいないからです。
それは毒ガスを処分したことによって生物がいなくなり、その後うさぎが最初に持ち込まれ、それ以外の生き物は持ち込まれなかったからに過ぎません。


1929年から旧日本軍が極秘に毒ガス製造を始め、それが太平洋戦争が終わるまで続きました。
戦争が終わって、GHQの指示により毒ガスの排除が行われましたが、跡地として残っているものがいくつかあります。
前回の記事でうさぎの写真を並べていますが、大久野島はそれだけではありません。

毒ガス製造の歴史は上記のような期間ですが、大久野島にはそれ以前から日本陸軍によって砲台が設置されるなどしてきました。S_s_dsc03363new10
日露戦争に備えた、「芸予要塞」の一つだったとのこと。
大久野島には「北部砲台」「中部砲台」「南部砲台」が置かれました。
全部で22門の大砲が設置されていたそうです。
結局、大砲は実戦で使われることなく終わりました。
大砲の性能向上で、芸予要塞自体の価値が無くなったためです。
が、それが毒ガス製造所として再利用される土壌となってしまいました。

この写真は「北部砲台」。
一部展望の写真もあります。
山から見ると、こんな感じ。

そもそも、うさぎ島になった経緯として、
・毒ガスの実験台にうさぎが使われていて、終戦後にそれが野生化した
という説を浮かべがちですが、実際には違うようです。
過去、小学校で飼っていたうさぎが野生化したというのが正しいとか。
まぁ実際のところどうなのかなってところはありますね。
うさぎだから、逃げ出してて・・・とかはありそうな気もします。

話を戻しますが、大久野島は明治時代から陸軍が接収していた土地が多くあり、周囲を海に囲まれた僻地だったために、
毒ガス製造所を作る場所として選定されてしまった。
万が一なにかがあっても、島を隔離すればいいという考え方ですね。

毒ガスの貯蔵庫跡は、アメリカ軍が毒ガスを処理するときに半分埋められ、今ではあまり見えません。S_s_dsc03332new7
この画像の右下の写真が「長浦毒ガス貯蔵庫跡」。
コンクリートが黒く変色しているのは、毒ガスを火炎放射器で焼却した跡。
1946年から毒ガスの処分が始まりましたが、約60年くらい経った今でもどす黒く残っているのが生々しいなと思います。


右上マスの写真は、砲台跡です。
山の中にあります。


次に、火薬庫跡。S_s_dsc03392new8
周りの壁がレンガで作られています。
屋根はもうありませんが、保管している火薬が万が一爆発したときには、上に抜けるように屋根を簡素化してあったとか。
もちろん、毒ガス製造時代は、そのような兵器置き場でもあった。

その右は芸予要塞時代の桟橋。
ここは周りからよく見えるので、戦時中はあまり使われなかったようです。

左下は発電所跡。
大久野島の遺構としては巨大なもの。
毒ガスを製造するときの電力供給に使われていました。
中に入ってみたかったけど、さすがにそれはできず。


過去、毒ガスの実験に使われたうさぎが、今はうさぎ島として観光名所になっている。
皮肉ですね。
毒ガス製造に関わっていた人からすれば、見たくもない生き物かもしれないのに。
人間の都合の産物なんだろうな。


と、大久野島の負の側面も合わせて記事にしました。
でないと大久野島を見たことにならないよね。

次→Ⅴ.瀬戸内海の島々② ~大津島 回天隊(特攻兵器回天)編~

目次→Ⅰ.瀬戸内海の島々② ~計画&愛媛上陸~(目次)

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瀬戸内海の島々② ~大久野島 うさぎ編~

さて、大三島の盛港から船に乗り、大久野島に入りました。

早速、うさぎがお出迎え。
桟橋から降りたところにある待合所付近の駐車場近辺に、うさぎがたくさんいます。
もう早速エサをあげている方数名。
早っ!(笑)

私はエサを持っていなかったこともあり、すぐ大久野島の休暇村に向かうバス(無料)に乗りました。S_s_dsc03410new6
このバスはフェリーの到着時間に合わせて、桟橋付近に待機してくれています。
別に休暇村に泊まる人だけでなくても乗れます。
休暇村から桟橋へ向かうコースもあり、帰りも便利です。

バスは10km/h以下で走行することが原則みたいで、大変ゆっくりです。
自転車の方が早いくらい。
うさぎが優先ですので、うさぎが路上の真ん中にいる場合は、一旦停止します(笑)
近づくと徐々に逃げますけど、結構ギリギリまで逃げないのが凄い。

休暇村に着くと、広場があるのですが、そこにもうさぎがたくさん。
1枚目の複数写真を合成した画像の下の段は、まさにその広場を撮影しております。
こうやってエサがあるところにたくさんたまっております。
いやー、ほんと凄い。

土があるところはいたるところに穴ぼこがあります。S_s_dsc03438new9
巣穴を掘るからですね。
一心不乱で掘る掘る。
この画像はそのときのもの。
結構近づいているんですけど、無視して掘る掘る。
で、腹をそこに沈めて寝るんですね。
うまいこと腹がフィットするように掘るんでしょうか。

ここのうさぎは普通に触れます。
小さい子でない限りは、ほぼ逃げるうさぎはいませんね。
というか、むしろせまってきます。


僕は、次の記事で書く毒ガス関連の廃墟を撮影することが目的でもありましたので、休暇村で自転車をレンタルしています。
電動自転車!(実は初めての体験。いやー重いけど楽ですね。電池切れたら重すぎてダメだけど)
2時間で500円。
坂もところどころにあるので、電動の方がいいと思います。
休暇村から出て、右回りで進みましょう。
桟橋方面とは逆の方向です。

自転車でウロウロすると、途中に廃墟がいくつかあるので、そのたびに自転車を停めて撮影に向かうのですが・・・
うさぎが自転車に群がってくるのです。
凄い凄い。
轢きそうで怖いくらい。
そして、自転車から降りたら、うさぎの突進に遭います。
やつらはカバンにエサが入っていることを知っているため、カバンをいじるような動作をすると、足に突撃する仕様です。
1羽や2羽じゃないですよ、6、7羽くらい一気に来ますからね~
エサをあげる場合には10羽以上くるのではないかと。
見つけると、ダッシュで駆け寄る仕様です。

あと、廃墟は山の中にもあるので、山登りもしながら撮影しているのですが、
驚いたのは山の中にも結構な数のうさぎがいることです。S_dsc03320
あまり人が来ないようなので、そんなに遊歩道が整備されている土地ではありませんが、
写真のようにお出迎えがあります。

多分、足音で気づくんでしょうね。
明らかにこちらを視認しております。
残念ながら、エサは持っておらんのですよ。
そして大久野島にはエサは売ってないのです。
(もともとは持っていこうと思っていたが、道中スーパーに寄るの忘れて・・・
少量のペレットをドラッグストアで探したけど、大きいのしかないし)


廃墟を回りつつ、休暇村に戻ってきました。S_s_dsc03447new11
2時間あれば十分回れる距離です。
山登りの時間を含めてもですね。
(あまり整備されていないので、山登りはそれなりにしんどいし、時間もかかります)
あと、毒ガス資料館の見学時間も含めてます。
毒ガス資料館は、そんなに大きくはないので見学時間は短いです。

あとはお土産を購入して、徒歩で桟橋方面へ向かいます。
桟橋前の広場で大人気だったうさぎが、上の写真の茶色いうさぎ。
まだ子供のようで、他のうさぎに比べると小さかったため、人気だったのかも。
一緒にいる白いうさぎに大変に可愛がられておりました。


僕はうさぎに飽きてきたので、船を待つ間に鳥の撮影に挑んでおりました。S_s_dsc03432new5
この鳥はうさぎのエサになっているキャベツなどの野菜を狙っております。
この鳥も警戒心が薄く、割と近づけます。

なんて鳥なんだろう・・・
簡単に調べてみたけど、よくわからかった・・・
丸々としてますよね(笑)


大久野島は観光地で、たくさんの人がいました。
みなさんうさぎ目当てで、僕みたいに廃墟を撮影している人は稀。
結構迫力ある廃墟だと思うんだけどなぁ・・・

女A「うさぎいっぱいだねー」
男A「そうだね、毒ガス工場の跡もあるらしいよ」
女A「えー、うさぎ見るだけでいいじゃん!」
女A「色々登ったりするのだるいし」
男A「・・・」

これが現実ってやつよ・・・(´・ω・`)
実際のセリフです。

あと、春節に重なっているためか、中国人が多かった!
しかもエサを大量に持参している!
スーパーの袋に一杯になるくらいのキャベツ!
ネットで情報を仕入れているかな?
帰るときに、こんもりと余りのエサを広場に捨ててましたけど・・・(いいのか・・・?)

このあと、フェリーに乗り、大三島の盛港に戻りますが、毒ガス製造所の廃墟もしっかり記事にします。


次→Ⅳ.瀬戸内海の島々② ~大久野島 旧毒ガス製造所編~

目次→Ⅰ.瀬戸内海の島々② ~計画&愛媛上陸~(目次)

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瀬戸内海の島々② ~しまなみ海道・大三島編~

今治からしまなみ海道へ。
来島海峡SAで一旦トイレタイム。
これが7時くらい。

朝日が綺麗でした。S_dsc03277
漁船が数隻あるのもまたよし。
寒かったですが、とってもきれいな朝でした。


そして、大三島ICで高速を降ります。
盛港までは大三島ICから降りて、車で10分くらいだったかな。

それもだいぶ早かったので、乗るフェリーの前の便が来るところでした。
特に予約とかはないので、来た便に乗る形なのですが、
大久野島を経由する便とそうでない便があるので注意ですね。

盛港自体が大きくない港ですので、桟橋も小さいです。
駐車場はありますが、早い者勝ちです。
無料ですし、数も多いので埋まることはないでしょうけど。

こんな感じでフェリーが来ます。S_dsc03289
車も数台乗せられるタイプ。
実際に車が何台か降りました。

忠海(ただのうみ)は尾道から結構離れているので、しまなみ海道を通るより、フェリーを使った方が早いのでしょうね。
地元民と思われる方々が主に乗船しているようでした。
朝早いですしね。

さて、僕はというと、自分が乗る便まで1時間ほどあるので、車で大三島を一周することを思いつき、盛港を出ました。
車も全然いないし、スイスイです。
晴れていたのもあり、とっても気持ちいい感じ。
道中、大久野島を見渡すところに出たので、大久野島をバックに208GTiを撮影。

それがコレ。S_dsc03296
なかなかイイショットです。
いい感じに撮れたなと思ってます。

後ろに見える鉄塔が、大久野島の目印。
大久野島の南側にあるのです。
フェリーの到着する桟橋からビジターセンターの間にある鉄塔です。

その右側に見える(208の上に見える)島ですが、これはとっても小さい島です。
島というより、デカイ岩。
遠近法の関係で、大きく見えるかもしれませんが、大久野島の方がはるかに大きいです。


そんなこんなで走っていたら、大三島が意外に大きくて、回るのにかなり時間がかかっていました。
若干最後は焦った(笑)
出港の10分くらい前に回りきってセーフ。
さすがに大三島で乗り遅れたらシャレにならんという。
せっかく早めに来たのにパーになってしまうところでした。
乗船券を先に買っておいたのが幸いでした。

大三島はサイクリングロードが整備されていますね。S_dsc03299
これはいいかも。
さすがに誰も走っている人はいませんでしたが、走りやすそうな感じです。
しまなみ海道はサイクリングをする人にとっては大人気のコースですよね。
SAとかにも自転車置き場が整備されているし。
フェリーも自転車を乗せやすい。

人気になるのもうなづけるなと思います。
サイクリングロードが整備されていると、走るのに集中できますからね。
車道だと結局気を使うのです。

さて、フェリーに乗ること13分。
大久野島、別名うさぎ島に到着です。

次→Ⅲ.瀬戸内海の島々② ~大久野島 うさぎ編~

目次→Ⅰ.瀬戸内海の島々② ~計画&愛媛上陸~(目次)

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瀬戸内海の島々② ~計画&愛媛上陸~(目次)

おはようございます。
ウコン茶です。

2/20の夜から2/23の夜にかけて、旅に出ておりました。
場所は、中国地方の広島、山口、島根の3県です。

もうすでに「経県値」は更新済みですが、島根は行ったことがなかったのと、
山口、広島は通過レベル程度だったこともあり、行ってみようと思っていました。
以前、佐柳島という瀬戸内海の島を訪れたのが非常に思い出深かったので、広島・山口はあえて離島を選んでいます。
島根も隠岐の島を考えましたが、さすがに時間が無かった・・・

おおよそのスケジュールは以下の通り。
事前に計画していた時間通りに行動できました。
車で移動する時間を、大目に見積もっておくのがコツですね。

2/20 22時 大阪南港発のオレンジフェリーで愛媛県東予市へ
 Ⅰ.瀬戸内海の島々② ~計画&愛媛上陸~(目次) ※本ページです

2/21  6時  東予港着
 Ⅱ.瀬戸内海の島々② ~しまなみ海道・大三島編~
2/21  9時  大三島 盛港発の大三島フェリーで大久野島へ
 Ⅲ.瀬戸内海の島々② ~大久野島 うさぎ編~
 Ⅳ.瀬戸内海の島々② ~大久野島 旧毒ガス製造所編~
2/21 17時半 松山三津浜港発の防予フェリーで山口県柳井へ
2/21 22時   徳山のホテルで一泊

2/22  9時半 徳山港発大津島巡航の客船にて、大津島へ。
 Ⅴ.瀬戸内海の島々② ~大津島 回天隊(特攻兵器回天)編~
 Ⅵ.瀬戸内海の島々② ~大津島 旧回天発射基地編~
2/22 14時   徳山港を出て、出雲へ
2/22 19時   出雲のホテルで一泊

2/23  9時   出雲大社へ
 Ⅶ.島根の旅 ~出雲大社編~
 Ⅷ.島根の旅 ~松江フォーゲルパーク フクロウ(飛行ショー)編~
 Ⅸ.島根の旅 ~松江フォーゲルパーク フクロウはイケメン編~
 Ⅹ.島根の旅 ~松江フォーゲルパーク 鳥鳥鳥鳥鳥編~
2/23 20時   帰宅

です。

なお、グルメ編として、道中食べたものを書こうと思います。
 Ⅱ-補.大三島のマハタ料理を食べてみた
 Ⅲ-補.徳山駅前の屋台でラーメンとおでんを食べてみた
 Ⅶ-補.出雲で出雲そばを食べてみた
 Ⅹ-補.岡山蒜山高原SAでジンギスカン定食を食べてみた

うーん、やっぱり大作に(笑)
まぁ徐々にってことで。

さて、愛媛の東予市に上陸するまでですが、大阪南港から22時に出るオレンジフェリーを使っています。S_20150220_205358
これは夜に出て、朝に現地に着くという、とても使えるフェリーですね。
昼間に移動するフェリーは最悪で、眠れないから暇だし、時間が有効に使えない。
夜中を車で移動するのも、一人では辛い。
フェリーの中で、寝て早朝に付けば、時間がたっぷり。

二等寝台を予約しておりましたので、一応カーテンという仕切りがあるベッドです。
満席ではありませんでしたが、そこそこに乗客がいました。

普通自動車(4m未満)+二等寝台で15,540円。
八戸~苫小牧よりかは安いですね。

瀬戸内海を航行するためか、全然揺れない。
こりゃフェリー初心者にはオススメですね。
日本海が一番ひどいようですが、太平洋も揺れますので。
時期にもよりますが。

オレンジフェリーは初めてだったので、ちょこっとぶらついて部屋に戻っています。
欠点は、二等寝台だと携帯の電波が届かないこと。
外に出ないとネットできないです。
コンセントはあったから良心的ですね。
毛布1枚しかありませんが、寒いことはありません。
むしろ暑いくらいかも。

耳栓をして、ちょいちょい目が覚めつつも、着く15分前まで寝ていました(笑)
おかげで2/21は楽でしたね。

東予に着いたら、今治へ向かいます。

次→Ⅱ.瀬戸内海の島々② ~しまなみ海道・大三島編~

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沖縄以外を制覇

今日、旅から帰ってきました。
先日書いた「旅計画中」の記事の通りです。
これで沖縄以外を制覇したことになります。
(佐賀がやっぱり心残り)

1,200kmほど走りましたね。
結構な距離になりました。
2泊3日で1,200kmだから、走った方の部類です。

とりあえず、写真を整理して、UPする写真を選定して・・・
でもさすがに疲れたから今日はさっさと寝ようかと思います(笑)

詳細記事は次回以降に・・・

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富士山がキレイ

東京に出張するときは、東海道新幹線を使います。
おかげで、前はほぼ使うことがなかった東海道新幹線が、2か月か3か月おきには使うようになりました。

道中、天気がよければ富士山がきれいに見えますね。S_20150214_131855

携帯で撮影していますが、一眼ならもっと寄れるのでいいかもですね。
まぁ本格的に撮るなら、電車内じゃなく、降りろって話ですけども。

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文明堂カフェ

日本橋にある文明堂カフェでディナー。

文明堂と言えば、「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂~」のCMでおなじみ。
本店が日本橋にあり、そこにカフェもあるのです。

マッシュポテトがおいしかったですが、初めて食べたのがこのアヒージョ。S_20150213_210815
油が煮えたぎった中に、トマトやウインナーなどが入っております。
めちゃくちゃ熱い(笑)
茹でられてるものとはわけが違う。
口の中の皮がむけました。

スペイン料理とのことです。
縁がないジャンルだなぁ。





あと、パンケーキ。S_20150213_223120
まぁこれは当然おいしいか。

おもてなしが微妙な感じですね。
ホールのねぇちゃん、オーダー間違えすぎ。
3,4回間違えてたし。
皿を片づけるのが遅すぎる。
というか、新しい皿を持ってくるとき、なぜ古い皿を一緒に下げないのか。

うーん、おもてなしがなってないあたり、日本橋には似合わないかな。

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Velbonの一脚購入

東京出張の帰りにヨドバシで購入。

Velbon EXUP-300S_20150214_175630

廉価な一脚。
高いものは数万しますよね。

僕にはそこまで高いものは不要です。
・軽い
・短い(メッセンジャーバッグに入るレベル)
・安い
で選びました。
ヨドバシカメラは種類が多すぎて、逆に迷う(笑)

EXUP-300は台座が固定タイプなので、自由雲台を一緒に購入。

Velbon QHD-33S_20150214_175722



雲台付きの一脚を選べばいいだろってツッコミもあるかもしれませんが、あえて別々に購入しています。
雲台付きのタイプは、雲台が外れないものがあるのです。
単純に雲台無しの一脚に、自由雲台を付けていてくれればいいのですが・・・
結構騙されるので注意かと。
僕も最初はそのように考えていましたが、よく見ると、構造的に外せない一脚がありまして。
雲台を外せた方が携帯性がよくなるなと思い、やめました。


使い方は、次回旅の時に動物を撮影するのに使うつもりです。S_20150214_181000
特に猫の動画は、猫目線で撮るとおもしろいんですよね。
岩合さんの猫歩きでもよくある撮り方です。

前に買った、SONY HDR-AS100VRは「上下反転モード」があるため、相性がいい。
一脚に付けて、上下反転モードで撮影すれば、通常ありえない視点になります。

一眼でも使うかもと思っていますが、今のところ無さそうな感じ。

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六厘舎

東京に出張だったので、帰りに六厘舎へ。

味玉つけめんS_20150214_114456

相変わらずおいしいのですが、今回は・・・

・スープが出された時点でかなりぬるい(明らかに作り置き)

なのが残念でした。
混雑している店なので、そういうときもあるかもしれないが・・・


あと、混雑していたので、カップルと相席になったのが、微妙な感じでした(笑)
カウンターにしてくれりゃいいのに。

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油淋鶏

近所の中華料理屋へ。
前々から行こうと思っていて、忘れたりなんなりで行けていなかったところ。
ランチが安いんですよね。
近所の人が結構来ていて、並ぶほどではないが、お客さんが絶えない感じ。
車を使わなくてもいいのが良いですね。

頼んだのは「油淋鶏満腹ランチ」S_20150208_123817

油淋鶏(ユーリンチー)は、日本語だとどう表現するのが正しいかな。
「鶏のからあげ ネギ酢醤油かけ」でしょうかね。
wikiだと「ネギ香味たれ」なんて書いてありました。


さて、味ですが、衣がカラッとしているのはもちろんですが、タレもそんなに濃くなく、食べやすい。
鶏もやわらか。
もっと厚みがあるとうれしいなと思いましたね。
端の方が衣だけになっている部分がところどころにあるからです。
ご飯の量は申し分なし。
会社の社食のLより全然大きい(笑)

スープですが、とてもあっさりしていておいしいです。
日本人好みにしてあるのかもしれません。
中華料理屋にありがちなしょっぱいスープではないのです。
だから、ちょっと飲んで最後まで残しておきました。
一通り食べ終わったあと、あっさりのスープでホッとできました。

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12か月点検と共に

PEUGEOT 208GTiの12か月点検。S_20150207_203928
実際のところは、12か月をだいぶ過ぎてましたけど。
オイル交換とフィルタ交換もしてもらいました。

ついでに、キーリングを購入。
あとは、ミニカーを買わないと。
インプはラリーカーのミニカー持ってるもんね。

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レンジでらくチン ゆでたまご2ケ用 RE-277

寮に入ってからというもの、料理をしていません。
キッチンが無い部屋で暮らすのは、学生時代から考えても初めてだったりします。

キッチンがある部屋に住んでいたときは、卵と納豆は欠かさず冷蔵庫にありました。
ご飯を上記にプラスすれば、それで1食分事足りるからです。

寮に入って、卵は買っていません。
キッチンが無いのでゆで卵も、目玉焼きも玉子焼きもできないからです。
卵かけごはんしかできない。
だから、消費しきれずに賞味期限を迎えてしまうのではないかと思ってしまうのです。

そんな僕にぴったりのアイテムを見つけました。

レンジでらくチン ゆでたまごS_20150202_210903
(下記及び画像は2個用)



この商品は、殻つきのままレンジで10分ほどチンすればゆで卵ができあがるという便利グッズ。
通常、卵をそのままレンジでチンすると爆発してしまいます。
だからレンジでゆで卵をするには一工夫がいる。
深いマグカップに卵を十分浸してチンするとか。
これはそんなことは不要です。

この画像の真ん中の白い容器に、水位線があります。S_20150202_211228
その線まで水を入れます。
で、右側のプレートをかぶせます。
その上に卵をおきます。
もちろん殻つきで。
1つでも2つでもOK。

僕はMSサイズで試しましたが、あまり大きいと入らない感じです。
Lサイズもギリかも。
LLは無理ですね。

で、蓋をします。
黄色いストッパーを取っ手にひっかけます。

あとは、レンジで10分~11分チンするだけ。S_20150202_211329
凄い簡単。


早速トライ。
MSサイズで、6分チン、4分余熱。

殻にヒビも入らず、見た目も完璧。
出来栄えとしては、中がとろっとするくらいですね。
味玉くらいな半熟感でした。
僕的には、もうちょっと固めてもいいかな。
7分+3分余熱にしてみようかな。

バッチリですねー
素晴らしい商品ですよ、これ。

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旅計画中

2月下旬に有給を取って、島根方面への旅を計画中です。

テーマはズバリ「動物」(と、大戦時の遺構を見る)。

初日は仕事が終わってから、その日のうちに大阪まで移動してしまう予定です。
大阪南港から東予までのフェリーに乗るためです。
翌日移動だと、ほぼ移動時間でその日を費やしてしまうことを避けるためです。

大阪南港を22時に出港し、翌日の6時に東予着。
東予から北上し、向かうのは、「広島県竹原市忠海町大久野島」です。
大久野島と書いて”おおくのじま”と読む。
そして通称”うさぎ島”。
戦時中は毒ガス製造の島だったらしく、その試験に持ち込まれたうさぎが繁殖したとか。
製造所は放置されたのでしょうね。
溢れるうさぎと、毒ガス工場の廃墟。
こんなのはどこにもないですぜ。

翌日は、「山口県周南市大津島」。
ここは「猫」。
港に猫密集地帯があるらしいです。
そして、ここは太平洋戦争末期、”人間魚雷”と呼ばれた「回天」の訓練基地がありました。
「回天記念館」があり、そこにたくさんの資料があるとか。

その翌日は「島根県松江市」。
松江フォーゲルパークという、これまた大きい動物園というか、鳥がメインのテーマパーク。
ここでは「梟」や「鷹(ハヤブサとか)」を見たいと思っています。
バードショーなんかがあるらしく、できれば動画も撮りたいなー。


そして、この「広島県」「山口県」「島根県」を制覇すれば、
沖縄以外の県を制覇することになります!
(佐賀県が通過だけになっているのが、心残り)

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